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<大海溝>トライトン+ネレゲイド+フォーボス

1. 敵データ

○トライトン

能力値 HP MP LV 攻撃力 素早さ 物倍 魔倍 物防 魔防 回避 魔回
13333 10000 37 55〜61 35 11 6 0 25 0 60
属性 雷毒聖地風水 状態 死石暗毒小蛙乱痺眠老 特性 アンデッド
行動データ 通常

1. 通常攻撃、(何もしない)
2. ファイガ(全体)、(何もしない)
3. 通常攻撃、火炎放射
4. 通常攻撃、ファイガ

3体でない

1. (復活させる)+デルタアタック

○ネレゲイド

能力値 HP MP LV 攻撃力 素早さ 物倍 魔倍 物防 魔防 回避 魔回
13333 10000 20 54〜60 40 11 6 0 25 0 60
属性 雷毒聖地風水 状態 死石暗毒小蛙乱痺眠老 特性 アンデッド
行動データ 通常

1. 通常攻撃、(何もしない)
2. 吹雪、(何もしない)
3. 通常攻撃、ブレイズ
4. 通常攻撃、ブリザガ

3体でない

1. (復活させる)+デルタアタック

○フォーボス

能力値 HP MP LV 攻撃力 素早さ 物倍 魔倍 物防 魔防 回避 魔回
13333 10000 39 55〜61 45 11 6 0 25 0 60
属性 炎氷雷風水 状態 死石暗毒小蛙乱痺眠老 特性 アンデッド
行動データ 通常

1. 通常攻撃、(何もしない)
2. バイオ(全体)、(何もしない)
3. 通常攻撃、虹色の風
4. 通常攻撃、バイオ

3体でない

1. (復活させる)+デルタアタック

3体で出現。それぞれ所持属性が異なり自身の属性に対応した行動を行う。行動パターンはほぼ共通。
いずれかが欠けた状態でターンが回ってくると、復活させた上でデルタアタックを放つ。
動きを止めるか、3体を同時に倒す必要がある。

3体ともアンデッドであり、状態異常に対する耐性が低い。
全員にボス特性がないため、オーディンの斬鉄剣で一掃可能なのは有名。
一方で、魔法回避率が高く状態異常系の魔法は成功率が低い。

2. 作戦概要

2ターン目のファイガ、吹雪、バイオをいずれかでも撃たれると全滅確定。
しかも1ターン目の通常攻撃で人数を減らされてしまうというなかなかの死にっぷりです。
ある程度は行動パターンに含まれる「何もしない」に期待するしかありません。

全て1/3の何もしないに期待するのはさすがに無理なので、確率を上げる手段は必要になります。
眠らせてしまえば実質倒したも同然なので、全員を眠らせることを考えます。
しかしながら、スリプルをはじめとする状態魔法の成功率はレベルの低いネレゲイドに対しては30%、他は20%程度です。
成功率自体が低めなのに加えて1ターン目で手数も減ってしまうため、2ターン目までに3体を眠らせるのはほぼ不可能です。

2体の動きを止めることができれば、1体分の全体攻撃をパスすればよくなるためそれなりに期待できる確率になります。
2体が残ったとしても1割程度は突破できる可能性が残るので、最低1体、できれば2体が目安になります。
1ターン目の攻撃で2人残ることが多いので、これをスリプル役+時魔道士としてヘイスガ利用で3回チャンスがあります。
この間にレベルの高いフォーボスを眠らせにかかります。2回チャンスがありますが、両方決まらなかったらリターンします。
一時的ではありますがストップによる足止めもそれなりに有効なので、併用して確率の向上を図ります。
ここでスリプル×2、ストップが全て決まればほぼ勝ちは確定しますが、そうなることはほぼありません。
なので、基本的には残った敵が何もしないことに期待します。

ジョブの選択ですが、スリプルを使うための黒魔道士or赤魔道士、ヘイスガを使うための時魔道士、すっぴんまで確定です。
足止め役の2人が残らないと先に進めないため、もう一人はナイトにして一発をかばってもらいます。
攻撃3回のうち1回が何もしない、残り2回のうち1回が何もしない、もしくはすっぴんに攻撃が来ることを期待する形になります。
なお、スリプル役が倒れてしまった場合でも、時魔道士が残っていればリターンでやり直せます。

1ターン目の攻撃確率が2/3として、1ターン目を突破できる確率がリターン込みで約62%。
命中率が20%として、2回のうち1回のスリプルが当たる確率が36%、これが当たらなかった場合はやり直し。
命中率30%のストップがネレゲイドに当たったとして33%、当たらなかった場合は11%なので、約19%。
ざっくり見積もって、62% * 36% / (1 - 62% * 64%) * 19% = 約7%となります。
15回やれば1回は2ターン目を突破できる計算になります。

2ターン目を突破できたら、残る脅威はネレゲイドのブレイズとなります。
これについては行動前に集中的にスリプルを使って何とか行動前に眠らせます。
ストップが効いていればさらにターンに余裕がありますが、ここはネレゲイドを眠らせることを優先したほうがいいでしょう。
眠らせることに失敗したとしてもブレイズの確率は1/3ですが、2人しか残っていない場合は通常攻撃×2で撃沈する可能性が高いです。
1ターン目で3人残っているなら、復活させる、ストップを使うといった余裕ができるためかなり楽です。

ネレゲイドを眠らせることができればほぼ勝ちです。
戦闘不能者を復活させ、同じくストップを併用しながらトライトンを眠らせます。
全員眠ったらポイズンで毒状態にして放置すればOKです。

3. 下準備、ジョブ、状態

キャラ ジョブ HP MP 素早さ 隊形 状態
バッツ 赤魔道士 41 10 30 瀕死
レナ すっぴん 35 3 26
クルル ナイト 47 2 29
ファリス 時魔道士 68 28 29 瀕死

ネレゲイドを眠らせる戦略を考慮し、バッツが先手を取れるように赤魔道士にします。

4. 攻略

最初の攻撃でバッツとファリスが残るまで粘ります。
ファリスだけ残った場合はリターンでやり直します。

バッツ:スリプル→フォーボス、ファリス:ヘイスガ、バッツ:スリプル→フォーボス(orネレゲイド)。
2回のスリプルが決まらなかったらリターン、いずれかが決まっていればストップ→ネレゲイドとします。
レナorクルルが生存している場合はもう一人を復活させます。
残った敵が攻撃してこないことを期待します。

バッツ:スリプル→ネレゲイド、ファリス:エーテル→バッツ、バッツ:スリプル→ネレゲイド、ファリス:フェニックスの尾→クルル。
ネレゲイドを眠らせることに成功した場合は、クルルを復活させつつ、スリプルとストップをトライトンに連打します。
2回のスリプルを両方外すと非常にきつい展開になります、バッツが残るのを期待して攻撃を受けます。
ここでファリスだけ残った場合はリターン。
バッツが残った場合は次のスリプル→ネレゲイドが当たるのを期待します。ここで当たらなかったらアウト。
当たったらフェニックスの尾→クルルで通常攻撃に期待。
バッツ:フェニックスの尾→ファリス、ファリス:フェニックスの尾→クルル。トライトンの通常攻撃。
以降はバッツはひたすらスリプル→トライトン、ファリス:エーテル→バッツとなります。

3体眠らせることに成功したら、フォーボス→トライトン→ネレゲイドの順にポイズンで毒、加えてヘイスト状態にしていきます。
完了したらすっぴんだけ残して放置すればOKです。

5. 実践、コメント

封印を守るものほどではないものの、かなりの強敵と言って間違いありません。
共通するのは複数の敵がシンプルに攻めてくる行動パターンを持つ、といったところでしょうか。
上手く運べば楽に展開できますが、確率次第なのでそれなりにアドリブが要求される感じです。

実践はMP量を採って黒魔道士にしましたが、ファリスに先行できる赤魔道士のほうがいいと思います。
レナが生き残っていたのでMP回復などはかなり楽に行えています。
トライトンを先に眠らせていますが、実際にはネレゲイドのほうが危険度が高いのでそちらで攻略を書きました。
所要時間4分30秒。3体とも眠らせるまで1分程度です。