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雨フリノチハ晴レキブン (める) 紹:Sasa&こまみー

紹介者:Sasa&こまみー

作品名:雨フリノチハ晴レキブン
作曲者:匿名希望の東京都在住

製作者:める
サイト:Marginalet

譜面難易度:★★★★★☆☆☆☆☆(5) - Normal
プレイ時間 :◆◆◆◇◇◇◇◇◇◇(3) - Normal

<Sasa>

Music ≫ 雨フリノチハ晴レキブン
Difficulty ≫ 5key / Normal 〈 める 〉
Rank ≫ PF
Speed ≫ 2.75 x ( Setting : 2.75 x )
イイ!(・∀・)≫ 663 / マターリ( ´∀`) ≫ 0
ショボーン(´・ω・`) ≫ 0 / ウワァン( `Д´) ≫ 0
MAXCombo ≫ 663
キター!(゚∀゚) ≫ 20 / イクナイ(・A・)≫ 0
FREEZECombo ≫ 20
SCORE ≫ 10445


Dancing☆Onigiri夏祭り2009 Final Stage 3 にて投下された作品です。
夏祭り2009で発表された作品の中で、私が最も好きな作品でした。
この当時のめるさんは「コタツから首だけ」というHNで活動されていました。
サイトを持たない正体不明の優れたダンおに職人という前評判が流れていて、
当時は非常にミステリアスな雰囲気をぬくぬくと漂わせておりました。

この作品の最大の特徴の一つは、曲中からの音の拾い方です。
ボーカル、掛け声、伴奏、ドラム、ベース、ハンドクラップ、サウンドエフェクト…
楽曲を構成する様々な音の中から一番おいしいところをすくい取るように、
2分23秒の中で実に70回以上にも渡って、拾う音を変化させています。

音の拾い方はkAzさんの「雨フリノチハ晴レキブン」をリスペクトしたものですが、
kAzさんが拾わなかった細かな音を、めるさんはアレもコレもとたくさん捉まえて、
この作品の中へ取り込んでいったのでしょう。それによって、
kAzさんが表現したかったこの楽曲の「げんきいっぱい!」な感じを、
この作品ではより強く、鋭く感じ取れるようになっています。

これだけ多くの音を拾いながらも、全く違和感のない配置の妙にはただただ脱帽。
同キーの四分連打・八分連打をハンドクラップやドラムの音に対して用いつつ、
流れるような配置をボーカルに対して用いることが、
この作品の打鍵感の良さを生み出すための秘密の一つなのだと思います。


<こまみー>

Music ≫ 雨フリノチハ晴レキブン
Difficulty ≫ 5key / Normal 〈 める 〉
Rank ≫ SS
Speed ≫ 3 x ( Setting : 3 x )
イイ!(・∀・)≫ 659 / マターリ( ´∀`) ≫ 4
ショボーン(´・ω・`) ≫ 0 / ウワァン( `Д´) ≫ 0
MAXCombo ≫ 659
キター!(゚∀゚) ≫ 20 / イクナイ(・A・)≫ 0
FREEZECombo ≫ 20
SCORE ≫ 10417


めるさん(元・コタツから首だけさん)の5key作品。
Dancing☆Onigiri夏祭り2009のFinal Stageにて公開されました。
匿名希望の東京都在住さんによるVOCALOID曲のセルフカバー楽曲です。

私が今までプレイした5key譜面の中でもトップクラスに好きな作品で、
公開当時は、あまりの楽しさに1日に何度も何度も得点報告しました。

初めてプレイしたときに衝撃を受けたのは、その打鍵感の軽さです。
矢印同時押しが何十回と使われているにもかかわらず、
全く重さを感じさせない構成には脱帽。
曲全体から溢れている跳ねるような雰囲気を見事に出しきっています。
「←↓」「←↑」「↓→」「↑→」「↓↑」「←→」の6種類の配置が巧みに使い分けられていて、
「矢印同時押しの楽しさとはこういうものだ!」と製作者さんの想いが伝わってくるようでした。

他にも、掛け声に合わせた→とおにぎりの同時押し、
リズムパートの4分&8分縦連打、細かいブラス音の16分など、
どれもこれも面白い音にぴったりハマった配置ばかりで、
曲の持つ魅力がめいっぱい表現された作品です。
個人的にお気に入りの配置は0:49。
ドラムからキラキラ音への移行に合わせて、
4分縦連から全体に広がる構成にセンスを感じました。

誰もが直感的に楽しめる作品。
まだダンおに制作経験が浅かった頃に「こんな譜面を作れるようになりたい!」と
奮い立たせてもらった、私の想い出の1作です。


<タグ>
[める]、[5key]、[匿名希望の東京都在住]、[中級者向け]、
[夏祭り'09]、[2009]、[ボーカル曲]