＜ウォルスの塔＞ガルラ

1. 敵データ

○ガルラ

ローテーションに基づく攻撃は通常攻撃のみ。
HPが2/3未満になるとダメージに対してカウンターで連続攻撃を仕掛けてくるようになる。
こちらの攻撃の手数が増えるとそれに対応して攻撃が熾烈になるタイプの敵である。

攻撃力は低めであり、ウォルスで買える防具とミスリルヘルムで防御を固めるとダメージを0にすることも可能。
ただし「突進」にはスリップ効果があり、攻撃自体を無効化したとしても時間差でダメージを受けてしまう。
一方でボス特性を持たないため、鞭で麻痺させればカウンターも防げる。

この時点でラーニング可能な「蛙の歌」で蛙状態にすると、自身に「トード」を使用して元に戻る専用パターンを持っている。
サイレスを併用することで物理攻撃のダメージを遮断することはできるが、「突進」のスリップは防げない。

2. 作戦概要

通常攻撃のダメージは後衛で60or64。ナイトのバッツがぎりぎり耐えられる程度です。
無論レナやガラフは受けられないですし、連続攻撃もあるので対策なしで立ち向かうのは困難です。
瀕死ナイトに持ち込めばダメージのある攻撃を全て無効化することができるので、例によってこれを軸にします。

ガルラは素早さが31と高めであり、ナイトでは先手を取ることができません。
このため、一撃は守りなしで攻撃を受けることになります。
ファリスなら100%、バッツの場合は2回に1回の確率で耐えることができるので、これについては大きな問題にはなりません。
ファリスのMPを攻撃に使いたいので、バッツをナイトにし、耐えるまで復活を繰り返す方法を取ることにします。
一度攻撃に耐えられれば守り状態に入ることで完全な受けが成立します。
HPが減ってくるとカウンターによってスリップダメージを受けるので、HPは高めに保つようにします。

ガルラは防御力が7と高くモンクではまともなダメージが与えられないため、魔法で攻撃することになります。
ここではダメージの大きい「エアロ」を採用します(基礎攻撃力20、64〜72)。
20回ほど打てばHPを削りきれるので、ファリスを青魔道士にすることで手持ちのエーテル5個で対応できます。

防御、攻撃面は以上ですが問題は止めで、止めを刺す手段がすっぴんのクリティカル以外にありません。
ガルラの攻撃をすっぴんで防ぐ手段がないため、倒されるまでにクリティカルを出すという強攻策を取ることになります。
ナイト、青魔道士にジョブ枠を割いているので、残り2人をすっぴんにして一撃で倒せる状態からクリティカルを狙って叩きます。
クリティカル率は8%なので、2人で3回攻撃できるとして勝率は40%程度となります。
ラストの確率勝負はややきついですが、そこまで安定パターンがあり時間もさほどかからないのでここは妥協します。

3. 下準備、ジョブ、状態

通常攻撃でダメージを与える必要があるので、レナとガラフは前衛にします。

4. 攻略

ガルラの先制攻撃を受けます。
ダメージが60だったら守りを入力し瀕死ナイト状態に。64だったら復活させてポーション、以後60が出るまで繰り返します。

瀕死ナイト状態に入ったらエアロで攻撃していきます。
HPが800を切ると突進でスリップが発生するため、倒れないように定期的にポーションを入れます。
大まかにはエアロで、細かいところは素手クリティカルでHPを12以下に調整します。

調整が完了したらファリスを戦闘不能にし、バッツの守りを解除して待機します。
バッツが倒れたのを見てから通常攻撃を2回、ガルラの攻撃で一人戦闘不能、次のターンに通常攻撃。
この3回x2の通常攻撃でクリティカルが出れば倒せます。確率は1-0.92^6=39.4%です。

5. 実践、コメント

調整までは100％確実に辿り着けますが、最後の40％に賭けなければならないというのはやや辛いモノがあります。
低レベル攻略でもザコ扱いされることが多いボスなのですが……
1回目はクリティカルが出ずに撲殺。2回目でガラフの攻撃がクリティカルしました。所要時間7分。

リクイドフレイム戦でエーテルを使うので、再撃破します。
防具を固めて鞭で麻痺させてミスリルソードで斬る低レベル攻略の王道パターンで楽勝です。